「アダムス・ファミリー」
 
あらすじ
  過去にTVシリーズにもなった人気漫画の映画化作品。
  ちょっとと言うかかなり世間からずれた不気味な一家アダムスファミリー。
  その一家の莫大な財産を狙った顧問弁護士は、
  高利貸しの息子を、アダムス家当主ゴメスの生き別れの兄を演じさせて
  財産をいただこうと屋敷に送り込んだ。

キャッチコピー
  私たちの、どこがヘンですか…。

感想
  深夜に放送されていたので見てみたら、結構忘れてたこの映画。
  こういうのをブラックユーモアというのだな、と率直に感じた。 
  でもきっつい感じじゃなくて、ライトブラックっていうんでしょうか。
  子供に見せちゃいけないって言うより、子供が喜びそうなブラック感。
  個人的にはもっときつくても良かったと思いますけど。
  キャスティングは見事な作品。

印象に残ったセリフ
  ジュースを売っているウェンディの元へ、クッキーを売りに来た
  ガールスカウトが言った「そのジュース果汁100%?」の言葉に対して。
  「そのクッキー、ガールスカウトの肉100%?」

オススメ度
  ★★★☆☆ キャスティングに1つ星をプラス。

教訓
  ストーリー作りとギャグ作り、二兎追うものは一兎も得にくい。

ネタバレ感想文   下の部分を反転させてください

  周りには「あのバケモノ一家」と裏で言われていても、気づかない。
  ヘンな奴らを集めてヘンなパーティやって、
  最初は気味悪がっていた高利貸しの息子や顧問弁護士の奥さんも
  逆にヘンな一家のワールドに引きずり込んじゃったし。
  周りが何と言おうが関係ないじゃん、って感じで
  ブラックユーモアの映画なのに、どこかポジティブになれた。
  肝心のギャグシーンは、私がアメリカ人なら笑えたんでしょうか?


 
MANGA WALKER vol.185 より